最近整備の記事をすっかりサボっていたので、久々にアップします
ランチア プリズマ インテグラーレのエアコンをR13から134仕様に変更
国産軽自動車の134コンプレッサーを流用
マウントの取り付けはガチャポンなのですが、高圧、低圧ホースのコンプレッサー取り付け部が違う為、ホースのこの部分の加工が必要になります
出来るだけコストを掛けたくないので差込の部分のみの加工で済ましてあります
ただ、今回の場合だけでなく殆どの場合が、R12コンプレッサーが昇天して交換に至るので、死に掛けたコンプレッサー内部でスラッジが発生してエアコンライン内部全てに回ってしまいます
今回も外したホースから写真の様に真っ黒なオイルが流れ出て来ました
この為、高圧、低圧ラインのジョイントを全て外して内部洗浄、エバポレーター、コンデンサー、エキスパンションバルブ、リキッドタンクの内部も全て洗浄して完全に汚れを落とす必要がありました
このプリズマは高効率コンデンサーやリキッドタンク、エキスパンションバルブを134ガス対応の物に交換してあるので今回はコンプレッサーの交換及びホースの加工、充填バルブの変換キットの取付、ライン洗浄と134ガスの充填で済みましたが、R12の古いシステムを使われている車はこれらのパーツも交換が必要になります
更にエアコンを効かせる為にダクトユニット内部の加工、ブロアファンの風量アップ、遮熱フィルムの施工、天張りの断熱材施工などを施すとデルタ系の車が夏でもバッチリエアコンの効く車になります❗️
お悩みの方は是非ご相談くださいね😉