新規入庫車情報!!
1992年式 Lancia Delta HF integlare Evo1 Martini Racing
走行58000キロ
車検2年付き(2名乗車構造変更済)
1989年のサンレモラリーでデビューウィンを果たしたデルタ インテグラーレ16Vのワークスカラー、通称「赤マルティニ」をカッティングシートワークで完全再現したレーシングデルタです
バルクヘッド貫通で取付台座を作成してボディ剛性を飛躍的に上げるために取り付けられたフルロールゲージ
内装はカーペットやタールコートまで剥がしてストリップダウン
エアコンユニットも完全に取り払い軽量化(ヒーターのみ後付けしました)
室内はクイックリリースボスにスパルコディープコーンステアリング
スパルコフルバケットシートにドライバーズシート6点、コドライバーシート4点のシートベルト
センターコンソールはカーボンパネルで作り直し、電圧計やカバー付きトグルスイッチ、バックモニターなどを配しています
ピラー部分にはブーストメーター、燃圧計、ステアリングコラムにはシフトアップインジケーターなどを配置
シフトはクイック化されています
サイドミラーはカーボン製のワークスタイプ
ABCペダルは滑り止め付きペダルに変更、アルミのフットプレートとフットレストなど実用性とアイキャッチを両立した「男の仕事場」の雰囲気プンプンです!
足回りはワンオフの車高調正式サスペンション(F14㎏ R10㎏)
アーム類のブッシュは全てウレタンに打ち変えてあり、リアサスのパラレルアームはピロボール化されています
エンジンマウント類はアバルト製の強化品に換装
エンジン、タービンは耐久性重視の為基本的にノーマルで、バランス取りとフライホイール軽量化、インジェクターを360ccから440ccに変更しCPUをチューニングし最大ブースト圧1.5barで推定260ps前後のライトチューニングです
インテークパイプはステンレス製
マフラーもワンオフ制作されたツインエキゾーストエンド
エアクリーナーはダイレクトタイプで遮熱カバー付きです
大容量エンジンオイルクーラー、強化オイルクーラーホース
クーラントバイパスホースなどは全てシリコンホースに交換しサブタンクはアルミ製レース用
ブローバイホース当も強化品に交換
パワーステアリングオイルタンクにもエア抜きバルブとサブタンクを取付、煮沸対策済
フロントロアアームにもブレーキへの導風板の取り付けなど、とにかく耐久性を高めるための工夫が散りばめられています
むやみにパワーやタイムを追及するのではなく、日常使用も顧慮に入れて耐久性やメンテナンス性を上げるべく制作されたデルタなんです!
それでも条件がそろえば富士スピードウェイの本コースで2分フラットで走れる実力を備えています
オーナー歴は3オーナー、全て当社の管理ユーザーで、新車で購入したファーストオーナーがカッティングシートワークとフルゲージ化、足回りのセッティングなどを行い、セカンドオーナーが機関系や内装に手を入れています
サードオーナーはタイミングベルトやウォーターポンプ、クラッチ、ブレーキ廻り、クーラント系の強化対策
各消耗品の徹底した交換などを施してきました。
サーキット走行もファーストセカンドオーナー合わせても、ショートコース中心に十数回程度しか走っておらず勿論事故は一度もありません
サーキットカーとしては異例にコンディションの良い状態を保っている個体です
各オーナーの情熱と努力で膨大な時間とコストをかけて仕上げられたデルタ!
競技車両として使い古されて売りに出された個体とは次元が違う事を一度ご覧になっていただければと思います。
非常に特殊な車両の為価格のみのお問い合わせには一切お答えいたしません
本当に購入意思のある方のみ、ご来店していただいた上でお話させて頂ければ幸いです
何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。