前回の続きです。
アルファロメオのエムブレム左側のビスコンティ家の紋章(へび)、通称ビショーネ。
ビスコンティ家は莫大な資金力があり、ミラノの覇権を握っていたそうです。
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こちらはミラノにあるリアルなビスコンティ家の紋章です。
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そしてこちらが正門にある紋章です。食べてるんだから吐き出してるんだか、よく分からない(;^ω^)
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最後はミラノ市の紋章です。
こうしてみると蛇の王冠はミラノ市の紋章からもらったんですかね?
そしてビスコンティの紋章の由来を調べてみると以下のように諸説ありました。
皆さんはどの説で覚えていましたか?
私は社長から聞いた説と残酷な2番とあり得ない7番が気に入りました(●☌◡☌●)
【社長が知っていた説】
ヴィスコンティの十字軍がサラセン人を滅ぼしたことを表しているもので、ヴィスコンティ家の紋章である蛇がサラセン人を飲み込むものになっている
①ヴィスコンティ家の先祖が人喰い蛇を退治した栄光を記したもの
②ヴィスコンティ家先祖が十字軍遠征の際、倒した相手のイスラム教徒が付けていた紋章を勝利の証として自分たちのものにした
③ヴィスコンティ初代が大蛇を刻んだ盾でサラン人(侵略者)を倒して勝利した証
④この蛇はヴィスコンティ・サーペント(毒蛇の意味)と呼ばれ、敵対するサラン人を飲み込む姿を表す
⑤王冠を被っている蛇はミラノ人で、飲み込まれている人は十字軍に敗れたサラン人を表す
⑥この蛇はドラゴンを表しており、昔ドラゴンに襲われた子供をビスコンティ家の人が助けた姿を表す
⑦ドラゴンはビスコンティ家の先祖の化身であり、サラセン人を飲み込んでいるのを表す
いい話から、残酷なものまでありますね。
ビショーネ1つでここまで話が膨らんでしまうものをエムブレムに採用した創設者の方々は意図してそうしたのか。
はたまた、どれかの説の意味も含めていたのか。
ローマで覇権を支配してたビスコンティ家のように、
イタリアの車業界を支配するくらいに会社を繁栄させようと願いを込めたのか。
ただ単純にミラノでその紋章を見て、カッコイイじゃん!これ使おう!的な軽いノリなのか(笑)
これを書くために、たくさん調べたり考えたりしてたので、少し世界史の勉強をした気分です(*゚艸゚*)
ちなみに私は世界史ではなく日本史が好きでした(笑)
みぃちゃん
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