1968年式 ダットサン フェアレディ2000 SR311
車検 令和6年9月走行69000キロ
フレーム、ボディ、機関系、駆動系、足回り、内装、幌と全てをレストレーションしてあるミュージアムコンディションのフルレストレーション車両です
レストレーションが行われたのは15年ほど前
レストレーション後走行距離は9000キロ程です
ボディはフレームとボディを分離全てのパーツを取り外して、塗装も錆も特殊なブラストでそう剥離し
金属地肌の状態で板金補修が行われたそうです
出来るだけパテを使わずに板金成型で仕上げるために、当時ですでに引退しておられた板金職人を呼び寄せて時間をかけて行われました
フロントフェンダー上にある僅かなストレートラインもしっかりと再現されています
塗装も防錆の亜鉛塗装を行った後サフェーサーで丁寧に下地を整え、当時のシルバーを再現するため職人も塗料も吟味されて、僅かに緑がかったきめの細かいシルバーが見事に再現されており、しっかりと厚みのある塗料を高温で焼付塗装してあり、その輝きは新車当時の物を凌ぐレベルです
ボディ下面は全て樹脂系のチッピング処理が行われており飛び石対策も万全です
その塗装クオリティーはレストレーション後15年以上経過した今でも全く失われておらず、パテ跡のにじみや錆による浮きなども見当たりません
エクステリアのメッキパーツも全てリペアか新品に交換されています
内装も全てレストレーションされておりシートレザーも当時の物を探し出して張り替えられたそうです
電装系もハーネスからメーター類、ライト類など全て交換もしくはレストアがされており不具合は一切ありません
エンジン、デフ、プロペラシャフト、足回り、点火系、排気系、キャブレター、燃料タンクなども全てオーバーホールが行われており走りにおいても一切不具合はありません
特にエンジンは前オーナーの手によりフルバランス取りが行われ、それに合わせてキャブレターのオーバーホールと再セッティングが行われ、チョークを引くまでもなく一発でエンジンがかかります
そのエンジンレスポンスも特筆ものでアクセルに即応するようにタコメーターの針が跳ね上がり吸気音とエクズーストノートで脳髄が耳から溶け出すような官能的な刺激が得られます
走行中グイっとアクセルを踏み込むと頭がのけぞる様なGがかかり猛然と加速していく様は現代の車と比較しても十分速いといえる程です
それでいて低速低回転での気難しさもなくタウンユースでも難なくこなせるフレキシビリティを持ったセッティングになっています
オリジナルのステアリングギアボックスは調整しても遊びが大きいのですがこれも前オーナーの手により内部の加工が行われて殆ど遊びのない状態に調整されています(実測での速度200キロ以上でも安定していたとの事です)
安全対策の為に取り付けられたロールバーは4本のボルトを外すだけで簡単に取り外しが出来ます
幌も骨組みは新調されており幌生地も非常にしっかりとした丈夫な生地で張り替えられています
付属のハードップも綺麗にレストアされており新品の様な状態です
純正のスチールホイールやホイールカバー、ステアリング、細かな付属品もしっかりと残されています
膨大な時間と1000万円を遥かに超えるレストレーション費用がかけられ、現代でも問題なく走れるように調整された非常に希少な個体です
ミュージアムコンディションではありますが展示するためにではなくしっかりと走るために調整レストレーションされているという意味ではミュージアムコンディションを超えた存在かもしれません
本当にこの車が好きで手に入れらる方は幸せな方だと思います
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